健康は金で買えぬ!
2016年3月17日
94歳で他界した、祖父の言葉 『健康は努力』
農業に従事し自給自足の生活、まっすぐ歩く事にこだわり、呼吸法・柔軟体操を毎日行っていました。
宮崎県木城町という、田んぼと畑が広がる田舎町で、常に好奇心を持って色んな事に取り組んでました。
年に1回お正月に会うぐらいでしたが、祖父との会話が、今の私の治療に対する考え方を作ってくれていたように思います。
お金を出せば幾らでも助けてもらえる現代、ただその先に本当の幸せはあるのでしょうか?
治療だって一つ間違えば依存になってしまいます。
だからこそ、自立する事を前提とした治療が必要だと思います。
健康に対して努力している人が、幸せになる為の治療を追求したいと思っています。
『ほどほど』の運動量?
2016年3月16日
『ほどほど』にしましょう!よく聞く言葉ですが、実際はどれ位の事なんでしょうか?
運動器と言われる関節や筋肉や靭帯でお話しすると、基本的に過剰な運動ストレス〔ほどほどを超えるストレス〕が加わると炎症を起こします。痛みが発生すると脳による制御機能で、動きを抑制し、ストレスのかからない状態にして、痛んだ組織を修復させる回復メカニズムを自然治癒力と言います。
40歳を超えると、年齢と共に嫌でも運動能力は低下してきます。頭の中での自分はまだまだ若い!「このぐらいの事で」と思いたいが体がついていかない。自分では大した事ないと思っている行動が、体にしてみたら過剰なストレスになっている事が多くなります。
この現実はなかなか受け入れ難い事ですが、痛みのコントロールをする事においては非常大切な事です。
特に健康志向の強い方で、フィットネスなどで体を鍛え、筋肉強化する事で健康になれると思われている方に陥り易く、頑張るほど痛くなり最後は運動が出来なくなるという本末転倒な結果になる事も少なくありません。
そこで賢人の言葉をお借りすると、
『過ぎたるは及ばざるが如し』や『及ばざるは過ぎたるより勝れり』などがあり、やり過ぎは良くない事を教えています。
じゃあ健康を維持する丁度よい運動量とは、食事の量と同じ考え方で言うと、『腹八分目は医者いらず』『腹七分目はクスリいらず』『腹五分目は病しらず』と言いまして、自分がやれる50%の運動量をほどほどの運動量といいます。
要するに全然物足りないぐらいの運動量ですから、一生懸命運動している人にとっては我慢が必要で、運動しない人にとっては、こんなので効くの?と疑いたくなるぐらいの運動で良いのです。
このほどほどの運動量は、あくまで体に不調のある方や健康維持を目的にされている人へのおすすめの量となります。
「いっぱいやる!」「ぜんぜんしない!」「1週間に1回」ではなく、ほどほどの運動を毎日継続する事を心がけましょう(^-^)/
春の兆し
2016年3月15日
寒の戻りで、寒い日が続きますね!
我が家では、毎年この時期恒例のある出来事が起こります。
それは、花ニラの開花です。5年前に5粒ほど植えたものが、今では他の植物が迷惑しそうなほど増殖し沢山の花を見せてくれます。
今年もボチボチ花をつけ始め、春の訪れを教えてくれます。
寒い季節ももう少し、春はすぐそこまで来ています!