中津留鍼灸整骨院 中津留鍼灸整骨院

中津留鍼灸整骨院 身体機能回復センター

tel mail menu
  • 診療時間  午前 8:30~12:00 / 午後 15:30~19:30
    休診日    水曜・土曜日の午後 / 日曜・祝祭日
  • 京阪電車
    古川橋駅から徒歩5

  • お電話・メールでのご予約・お問い合わせはこちら

    06-6902-9456

「2016年5月」一覧

ゆがみは必要?

2016年5月16日

院長の独り言

身体のゆがみが万病の元!などよく言われていますが、本当なのでしょうか?

骨盤のゆがみが治ると調子が良くなるなど言われていますが、本当なのでしょうか?

 

 

バランスが取れていても、痛みや症状で苦しんでいる人もいます。

身体のゆがみがあっても、元気な人がいます。なぜでしょうか?

 

ゆがみが全ての原因ではありませんし、身体はそんなに単純なものではありません。

 

私の考え方は、ゆがみは必要で起きていて身体を守っている状態だと思っています。

 

骨盤のゆがみも、膝の0脚変形も、脊骨の側弯も、全て必要で起こっていると考えると、簡単に真っ直ぐして良いのでしょうか?

 

ゆがむ事で守られている身体を、バランスが大事だと簡単に調整したら身体はどうなるのでしょうか?

 

身体のゆがみをとる事で、さらに悪くなる場合も少なくありません。

 

ゆがむ原因が無くなったら、身体のバランスは良くなり、骨盤のゆがみも0脚も自然に正常な状態に変わって行きます。

 

ゆがみには理由があります。

 

なぜゆがむ必要があったのか、その理由を尋ねてください!

 

必ず答えを聞いて納得してから ゆがみの調整をして下さい。

 

自分の身体を守る為に!

 


筋トレは身体に悪い?

2016年5月15日

體の話

筋トレすると、動脈硬化が悪化して、血管が硬くなる・・・そんなデータが出ています。

 

数ヶ月の筋トレが14.3%も動脈の硬さを増加させる事が示されています。つまり筋トレで動脈硬化が進んでしまうと言う事です。あるいは、筋肉を強化する目的の激しいトレーニングはかえって体に良くない、というデータでもあります。

 

一般的なジムやフィットネスなどで激しい運動をしている人は注意する必要がある事を、独立行政法人国立健康・栄養研究所健康増進研究部部長の宮地元彦先生はお話されています。

 

バーベルを持ち上げたりする運動以外でも、腹筋運動・腕立て・懸垂・スクワットや階段の昇降運動などでも自分の身の丈を超えた運動をすると、ぐっと力を込めていきむ運動になり、その時必ず血圧も上がります。

その時ある程度血管が硬くないと、圧力に耐えられない為、血管壁が硬くなる生理現象が起きるのです。

若者や競技者にとっては、必要な変化で決して悪い事ではないのですが、中高年が健康の為に筋力強化を頑張った結果、症状の悪化を招きかねない事を理解しとく必要がある為注意が必要です。

 

2008年の『Science』誌に、飼育されている象より「自然に生きている象の方が長寿である」と大規模研究により報告されました。

つまり広い大地を生きる為に食物を探し、自由に移動している事が恒常性(ホメオスタシス)という自然治癒力を発揮することが出来るという事を証明しています。

運動が不足しても動脈硬化を起こします。しかし継続的かつ軽度な運動によって改善することも解明されています。適度な運動という行為が正常を保つ為には不可欠という事です。

 東洋思想で『陰きわまれば陽・陽きわまれば陰』という言葉があります。運動をやり過ぎても、やらなさ過ぎても結果は同じなのです。

 

筋肉を鍛えると良いとかストレッチすると良いなどの漠然とした目標ではなく、何の為に

この運動をしているのか! 結果としてどうなるのか! どのくらいやればよいのか!  など目的意識をしっかり持って運動を行えば、必ず目標は達成されます。

 

・・・て言う事で、自己運動がんばって下さいね!  

 


病は氣から

2016年5月14日

體の話

病は氣から

この言葉をよく耳にしますが、氣って・・?

分かる様な、分からない様な‥  そこで今回は氣についてお話します。

 

この氣という言葉は、心を表現する時によく使われます。やる気・気配り・気遣い・気持ちなどです。また元気・病気といった健康に対しての言葉としても使われます。

そこで、辞書で氣を調べてみると、人の生まれ持った心の傾向(性格・性質)や環境によって引き起こされる心の動き(意欲・関心・情緒・意識・配慮)のことを氣と表していると書かれています。

 

東洋医学的見方で氣を論じると、万物全てのものは氣によって構成されており、天地の始まりから万物の生成、人の生命現象に至るまで気の変化によるものと考えられています。

即ち、東洋医学では氣とは人体において『活動力の根源』と言われています。

氣は大きく2つに分けられ、その1つは両親から受け継がれるもので『先天の氣』、別名『原氣(元氣)』といい、もう1つは生後外界から取り入れられるもので『後天の氣』といい、この2つが1つになり全身(経絡)を循環すると言われています。

氣とは、体を構成している単位の一番小さい細胞そのものと、その中に存在するエネルギーの事となります。

氣の存在している細胞に問題が生じている事を病気と言い、我慢・怒り・悲しみや不安・恐怖などの心の状態が、氣の流れを滞らせ細胞・組織・器官・臓器などの変性をつくり、病気となるのです。

身体の中のエネルギーが氣であり、エネルギーを動かす力が心! つまり氣とは意識なのです!

 

『病は氣から』とは、

 

『病気になる一番の原因は、心に存在するマイナスの感情だ』と言うことを賢人は伝えているのです。

 

そこで、氣の流れをプラスに働かす方法はと言うと、

謙虚な気持ちで体の声を聞き、痛み・不調のある現在の自分を受け入れ、何事にも感謝し、改善すべきところは改善し、継続的な自己努力を行い、自分自身でプラスの氣の流れ作っている自覚を持ち、希望と喜びを心に持つ事です。

 

言うのは簡単ですよね!

 

なかなか難しい事ですが、実践出来るように頑張りましょう!

詳しく聞きたい方は、直接質問して下さいね(^-^)/